（株）東京証券取引所とのコラボ企画「起業と株」ワークショップ Day2 〜財務諸表から企業を分析してみよう！〜 を開催
NAIST起業部の宮地です。
NAIST起業部では、「起業と株」ワークショップを全3回シリーズで行なっております。
（第一回は2021年1月30日に開催しました。報告記事はこちら。）
第二回は2021年4月17日に「財務諸表から企業を分析してみよう！」というテーマで開催しました。本企画は、ファーストマイルパートナー 吉田公認会計事務所の吉田 由佳様（以下、吉田様）をお招きし、完全オンラインで実施しました。就職活動で役立つ知識を身につけることを目的とし、学内外から約40名の参加者が集まり、大いに盛り上がりました。
本ワークショップは、二部構成で実施しました。
第一部では、まず吉田様から財務諸表の基礎や有価証券報告書の読み方などについてご講演いただきました。講演では、実際に企業の有価証券報告書を見ながら、就職活動で役立つ情報を共有していただきました。またその後、私が財務諸表から企業の収益性を分析する指標であるデュポン・モデルの説明をし、実際の企業を例として、分析方法を紹介しました。
第二部では、第一部で学んだ内容を実践的に活用することを目的に、グループワークを行いました。グループごとでIT企業一社3年分の有価証券報告書をもとに、分析していただきました。
グループワーク後は、デュポン・モデル分析の結果とともに、分析してわかったことや感想を各グループに発表していただきました。短時間のグループワークでしたが、どの班も非常に興味深い分析をしておりました。その後、私と吉田様から講評として、グループワークの対象企業を全社比較し、その結果を共有しました。
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最後には、ワークショップ全体でご協力をいただいている株式会社東京証券取引所の田村様と起業部顧問の三宅先生より、締めの言葉をいただき、無事に本ワークショップは終了しました。
参加者アンケートの結果
アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
一部を抜粋して、掲載します。
参加者の属性
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前回のDay1と同様に、NAIST生以外の外部の方の比率が6割に至り、外部に開かれたワークショップとなりました。
また、3割近くが社会人であったことから、財務諸表そのものに興味のあった方も多数おられたと考えます。
参加者の感想
- 初心者な私でもわかりやすい内容でした。ありがとうございました。(社会人)
- 財務表の分析表について知る機会がなかったので新たな知見を得られる非常にいい機会でした。（NAIST生）
アンケートを受けてDay2担当者（宮地）より
長時間のワークショップでしたが、財務諸表を見たことがない方も分かりやすい内容だったという声を頂き、非常に嬉しい限りです。企画者の私自身もワークショップに向けて、資料を作成したり、多くの企業の財務諸表を読んだりするなど、これまでにない経験させていただき、非常に勉強になりました。最終回となるDay3も是非ご期待ください！
