inochi WAKAZO Projectと i-GIP Seeds dayの共同開催を行いました
inochi WAKAZO Projectとは
「若者の力でいのちを守る社会を創る」をMissionに掲げ,東大・京大・慶大・阪大の医学生を中心に構成された次世代イノベータ集団です.
inochi Gakusei Innovator’s Program ( i-GIP )とは
inochi WAKAZO Projectが開催する中高生・高専生対象のヘルスケア課題解決プログラムです.
毎年決まったテーマに対して5ヶ月間取り組み,課題発見から解決策の提案までを行います.
12回の教育プログラムを通して大学生メンターと共にアイデアをブラッシュアップします.
最終選考会やフォーラムにおいて優秀な評価を受けたチームに関しては,社会実装に向けて全力でinochiのメンバーがサポートします.
2022年度のテーマは「心不全パンデミック」となっています.
このテーマに対して中高生・高専生はどのように課題を見つけ解決策を出すのか,柔軟な発想と論理的な思考を巡らせます.
活動報告
参加メンバー
- 奈良先端大,NAIST起業部副代表 福田 匠
- 奈良先端大,プログラミング学習サービス「Codeparty」代表 井原 輝人
- 奈良先端大, i.co COO 新谷悠太
- 九州大学大学院 芸術工学府 重富 竜之介
- 奈良高専 情報工学科 片山 歩希
NAIST起業部が共催したのはi-GIPのプログラムの1つに組み込まれる,先端技術を体感するSeeds dayです.
当日は,それぞれのチームが掲げた課題と解決策を発表してもらい,それに対して技術的な視点からアドバイス・メンタリングを行いました.
1チーム30分と十分な時間のメンタリングを通して解決策を実現可能性のある方法とするために最も適切なデバイスは何か,こういった手段でも課題は解決できるのではないか等,アイデアに対する意見を交換しました.
メンタリングの結果,新たなアイデアで活動を始めるチームもあればブラッシュアップに磨きがかかり,最終発表までのロードマップを完成させるようなチームもありました.
最後に
この話を頂いたのはinochi WAKAZO Project全体代表 北野 幸一郎くんとの出会いがきっかけです.
inochiの学生は主に医学生であるため,先端技術に関する知見が少ないことが問題でした.
そのため,先端技術に精通する奈良先端大の学生からの意見を中高生・高専生に伝える場を作りたいという言葉をいただき,共催の形となりました.
NAISTから呼びかけた参加メンバーは,30分のメンタリングを約12チームほど行い,できるだけ多くのチームをサポートできるように協力してくれました.
当日の満足度も非常に高かったと聞いています.
またこのような機会があればNAISTの学生が持つ技術や知識を外に発信できるようにしていきたいと思います.
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